牧師の老後設計と信仰〜 神のみを頼りに生きた宣教師の生涯

2026-07-02

牧師

神のみを頼りに生る〜ミッキー&チャック宣教師

敬愛する先輩、ミッキー&チャック夫婦は恩年92才と94才。お二人は40年間フィリピンのジャングルで宣教師として働き、タガログ語聖書の翻訳と編成に尽された方々です。

お二人ともとてもお元気なのですが、流石にクルマの運転は卒業。近ごろはUber などを使って外出されています。去年からご夫婦を教会への送迎をしているのですが・・、先日奥さんのミッキーが「私たち近々家を売って、オレゴン州で生活をするの・・」との事。

なんでも、オレゴン州にリタイアされた宣教師専門の高齢者施設/病院があるそうで、そこに入居されるようです。82才まで現役宣教師だったので、92才にしてやっと老後(?)のことを考えだしたお二人の頭の中には、ペンションプラン(年金)だとか、リタイアメントファンド(退職金)はもとより、かつて所属していた宣教団体や教団のサポートは一切ありません。

牧師様も、老後設計は思い煩っちゃうわけね〜。

数十年前、まだLAの日系某キリスト教団に所属していた頃に教団総会なるものに参加したことがありました。で、その年次総会では霊的な話や神様の導きのお証などはそっちのけで、牧師や各教会の役員諸氏がリタイアメントファンド(退職金)、ペンションプラン(教団から支給される年金)のことを俗世間の人同様、牧師諸氏がそれはそれは熱く語られていました。

天に宝を・・、思い煩うな!、

と、常々、教会堂の講壇から信徒に語っておられる牧師様も自身の老後設計は思い煩っちゃうわけね〜。と、それなりに吃驚し、愛着を覚えた記憶があります。
すべて必要なものは神様が与えて下さると信じ、神様のみにより頼んで宣教活動をして来られたミッキー&チャックのお二人には憂いも、悩みもまったくありません。いつも、感謝、喜びに満ち溢れ、たえず祈りを忘れません。

ちなみに、今の住んでいる二階建ての一軒家も、フィリピンからアメリカに帰還した時にある人から寄贈されたもので、家の支払い(借金)はゼロ。この家を売ったお金で、オレゴン州の施設での生活費が賄えるそうです。

クルマで十数分の所に住んでいる子どもたちの世話にはならず、自分たちの行く末は神様の導きに従って、自身で決める。その姿勢に脱帽、感銘いたしました。

メガチャーチの舞台裏は高齢者が支えている

私たちの教会は土曜日と日曜日に3回の礼拝があり、9,500人が礼拝を捧げます。礼拝で配布される9,500人分の週報(礼拝プログラム)はビンテージ・ミニストリー(高齢者教会員グループ)が毎週作成している事をミッキー&チャック夫婦から伺い知り、これまた感動。

ビンテージ・ミニストリーには、生涯を神様に捧げ人に尽くしてきた来られた宣教師、牧師、信徒伝道師が多いのですが、生涯現役、教会内外に於いて目に見えない影のご奉仕を続けておられます。今なお現役でメッセージや賛美、他の奉仕が出来る方々でも、礼拝、各集会の表舞台は若い人に譲り、後方支援で支え、上から目線ではなく、謙遜な態度で若者たちを導く・・。

ジャングルで40年間、神様のみを頼りに、夫婦で支え合ってイエス様の福音を伝えて来られたミッキー&チャック宣教師は、私の目標であります。

NCM2隊長

牧師

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