血圧計のお話

火・水・木と3日間医者通いということになりました。

火曜日はあの大切な「御歯様」のクリーニングです。テクニッシャンはとても優しい良い方なのですが、ぎりぎり削られる間中は、とてもありがたいとは言えません。

体全身の神経が硬直しちゃうみたいです。やはり数日は歯ぐきがセンシティブで、柔らかいものを戴いていました。

水曜日には血圧の事で医者へ行きました。家では毎日測っているのですが、かなり正常ですが、時折高くなります。病院で測ると何時も高いのです。

主人が心配して、「調べて貰った方が良いよ」と申しますので、今回行くことにしました。

Dr. H(ホームドクター)は、「24時間測ってみましょう」とのこと、血圧計とモニターを体につけ、24時間外してはいけないと言うことになりました。

30分ごとにオートマティックに測定され、器具を巻いた腕は、その度毎に圧力がかかり、膨らみます。すなわち昼も夜も、寝ていても30分毎にですのよ。

寝られるのかしら? まあ、24時間だけだから、寝られなかったら、翌日寝れば良いわ、ということにしました。

神経は疲れるし、いったいどうなる事かと案じておりました。

何時ものように仕事は出来ず、かなりじっとしていなくてはなりません。

とうとう疲れはてて寝てしまいました。

夜中に目が覚めたとき、主人は「どうだい、大丈夫かい?」と聞かれ「大丈夫よ!」と答えたのです。

実は、熟睡し、寝ていた間中、測定器の圧力がかかったことも、体に巻きついていることさえも感じず、全く知りませんでした。

「え、どうして! ちゃんと測ってくれたのかしら?」と、思う程ぐっすり寝てしまいました。

“これって、何?” 「のんき坊主!」「無神経!」「いや、お任せ!」いずれにしてもありがたい結末でした。

翌木曜日、いよいよ外すために病院へ行き、やっとほっとしました。

結果はDr.Hのコンピューターへ送られるそうです。

“これでまた今夜も熟睡できますね! 神様、ありがとう!”

とし子

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