すいせんの花

021009_008うちの家の前にある木の根元に、すいせんが一輪咲いた。

 

すいせんの花は特別好きなわけではなかったけれど、よく見るとなかなか可憐な花。

何年か前に、たまぱぱが、すいせんの球根を買ってきて植えてくれたもの。

冬のあいだは、身を潜めていて、私たちは何もしないし、ほとんど忘れかけてさえいるのに、この時期になるとちゃんと、花をつけてくれる。

当たり前のようなことだけれど、こんな花の命というのは、やっぱり神秘的。

考えてみると、たまちゃんだって、私のおなかのなかにいるときに、私が骨や肉をつけたり、顔をかたちどったわけではなくて、何もしていないのに、ちゃんと、人間の形で生まれてきた。

花の命も、人間の命も、やっぱり、人間の領域を超えた愛をかんじる。