ショート・トリップ

「とし子、ちょっと郊外へ行こうか?」と、2,3日間パームスプリングス方面へ行って来ました。晴天に恵まれ、砂漠地帯の久し振りのドライブに、主人は羽を伸ばしたかのようにエンジョイしています。

ゆっくりドライブにすっかり慣らされた私も、何も気にならなくなり、安全運転なのだと納得してエンジョイ出来ました。

クルースコントロールをセットし、行きは7時間ほどの道のりを彼が約4時間、私は3時間ほどドライブしました。帰りは彼一人で全行程をあちらへ寄ったり、こちらへ寄ったりしながら、ずっとドライブして帰って来ました。途中懐かしいローレンスウェルクのレストランへ寄って、お昼を取りました。

「トムさん変わろうか?と聞くと、「いや、」と言って悠々とドライブをエンジョイしています。御年90才なのに内心すごいなあと思いながら、体力が良く続くわねと感謝し、ちょっと安堵しています。

数年前彼が旅の半ばに病気になって、私が7時間ドライブして帰ってきたことを思い出し、今回はまあ何と有難いことかと感謝しました。

この砂漠道は何時ドライブしても懐かしい思い出の道です。マサチューセッツの亡き姉エミリーとの時や、日本から遊びに来た姉夫婦、そして親類の者たちと旅の思い出が沢山浮かんできます。

特にMさん(昨年召天す)は“ドライブ・キチ”(好き)で、どれほどエンジョイされたことか、砂漠で何にも無いのに、「広々としていてこんなに早く走れて、気分が良いわ!」と、東京住まいの彼女はライドを楽しんでいました。彼女を生前訪問した時、病床で旅の思い出を語りあったときも、目を輝かせていたことが偲ばれます。

主人との懐かしい会話は尽きることなく、走馬灯のように甦ってきました。楽しい数日間の旅はとてもエンジョイしました。

神様、お祈りに応えられ、旅の安全をお守りくださり感謝します。

とし子

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