
自分が行きたくて、しかも相手があなたを受け入れてくれる所にいらっしやい。学校があなたを落としたら、それはあなたにとって学んではいけない場所だったのです。あなたが職場で首を切られたら、決して権利を楯にそこに踏み留まろうとして法廷闘争などやってはいけません。(中略)人間はどこかに必ず、その人が必要だ、と言ってくれる場所があります。...曾野綾子・三浦太郎『親子、別あり』より抜粋
これは、曾野綾子さんが、息子さんにあてた言葉です。こんな風に考えたら、いろいろな事が随分と楽に受けとめられると思いました。
一つの道が閉ざされても、その事に心を煩わされる事なく、別の道が備えられている事を心に留めておけばよいからです。「ゆだねる」という事は、こういう事なの事なのでしょうか。
学校、仕事、教会、人間関係と、あてはめてみれば、重たく感じた出来事も案外、楽になってくるかも知れません。
すいか (a.k.a.牧 昭子)

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