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「お葬式」日記 | 伊丹十三


伊丹十三さんが亡くなって、今年で15年になるそうです。

去る2月20日に祖国日本のNHK-TV BSプレミアムドキュメンタリーで、”宮本信子「伊丹十三」を語る”と言う番組が放送されたようです。この中で伊丹さんの最初に監督した「お葬式」についても語られているようで、本当に観たかったです。

伊丹さんの監督、制作者としての大きな懸けでもあった映画「お葬式」は、私の生まれ故郷の湯河原(神奈川県)で撮られているので、思い出に残る映画でした。

湯河原の町民も沢山、お葬式のシーンのエキストラで参加して応援したと私の叔父から聞いていました。この中に出てくる江戸家猫八さんが演じた実在のモデル(であろう)、地元湯河原の葬儀屋さん、M山さんは私の父の葬儀もコーディネートしてくれた人でした。

伊丹さんが義理の父の葬儀でこのM山さんに会い、その道のプロフェッショナルぶりにいたく感動されたようで、この映画の中にもいたるところに彼のプロぶりが出ていました。

例えば、M山さんは常に黒とグレーのコンビの靴を履いていて、葬儀参列者の何十、何百という靴の中から、ひと目で自分の靴を見つける事ができるようにしていた事などが、この「お葬式日記」の本にも書かれていました。

薄い色のサングラスをかけて、細かい気配りがあり、さりげなく離れているけど必要な時には側にいてくえれる人であった事等など、本当に映画(銀幕上)の猫八さんは私も知ってる、M山さんでした。

敬愛する伊丹さんは監督の他にも素晴らしいエッセイストでもあり、彼のエッセイには湯河原時代のいろいろな話も書かれています。没後15年。巨匠、伊丹監督作品をもっと観たかったと思うのは、私だけではないはすです。

マダム

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