努力の結晶(ハットトリック)

主を思う・・

<ハットトリックとは、すごいことをやり遂げたという意味です>

“ハットトリック”という言葉の起源は、ともかくとして、サッカーゲームなどで、3点をあげるとハットトリックだと言います。アイス・ホッケーでも3点入れると、観客が自分の帽子をアイス・リンクのなかに投げ入れて、その偉業をたたえます。アイス・ホッケーで3点入れるのは、本当に大変なことなのです。

息子が初めてハットトリックをした時に、私は、うれしくなって写真のような記念のポスターを作ったのです。そして、その後に安いレターサイズの額にそれを入れたのでした。もう昔の話です。

その額を先日妻が引っ越し荷物の中に見つけたのです。その写真を息子にテキストで送ったら、“今でもここ(NY)のアイスリンクですべっているよ”と言って、彼のスケート靴の写真を送ってきました。なつかしい彼のスケート靴、何百ドルもするもので、カナダのスポーツ用品店から買ったものです。同じものでもアメリカ国内より百ドル以上安く買えたのです。

<息子は、私が彼の話をするのを好まないのですが>

彼は、努力家です。こつこつ頑張って自分の不得意なことを克服してきたのです。でも、そういう話は、何か自慢話にも聞こえるから注意しなければなりませんが、私にとっては楽しい思い出です。

娘は、生まれた時から運動神経が発達していて、(家にプールがあったので)あまり教えなくとも一歳になるかならないかで泳ぎはじめ、5歳のときから競泳チームで泳ぎましたが、彼は4歳になるまで泳げませんでした。顔に水がかかると泣き出すというような始末です。

小学生の友達の誕生日会がアイスリンクであった時、主催者が貸スケートなどを借りてくれて、アイスリンクに降りたのですが、3回続けてころんで、“アイススケートなんて一生しない”とカンカンに怒ったというのに、北カルフォルニアのベイエリア(サンフランシスコ湾周辺のこと)に移ってまもなく、息子が自分からアイスホッケーのフリーレッスンを受けたいと言いだしました。

“アイススケートなんて一生しないはずじゃなかったのか”と言っても、友達と一緒にこのフリーレッスンを受けるのだと言うのでした。

彼がそのレッスンを受けた時は、確か小学校の最終学年の頃でしたか、それから、私は息子のアイスホッケーに(毎日のように)付き合うはめになったのです。

送り迎いからスケート靴の紐をきつく結ぶことまでやらされました。新しいスケート靴は、そのようにして息子の足の形にぴったりはまるようになるのです。

<アイスホッケーとのつきあい>

彼は、先ず、そこのアイスリンクの室内チームに加わり、試合をするようになりました。武具をまとってのぶつかり稽古です。スケーティング、ステックハンドリング、スラップショット等々、そして、喧嘩の仕方もならいます。喧嘩が出来なきゃアイスホッケーの選手にはなれません。

室内チームで技術をみがき、スタミナをつけ、本格的にやりたいと思う者は、トラベリングチームに挑戦します。トラベリングチームとは、遠征するチームです。

何チームあったかはっきり覚えていないのですが、北は、サクラメント南は、ランキャスターまでいきました。南北の対決には、サンフランシスコからロスアンゼルスに泊りがけで行きました。

トラベリングチームのトライアウト(選抜テスト)があるというので、出かけました。スケートのスピードスタミナ、スチックハンドリングを見るテストです。50人ぐらい集まってきたものから20人ぐらい選ばれ、それから更に数人落とされます。

かなり過酷なテストです。まずは、トラベリングチームのBチーム入らなければなりません。そして、その上にAチームがあります。BとAチームでは、技術とスピードが格段に違います。

<毎シーズン、チームのトライアウトがある>

息子は、努力に努力を重ねて、トラベリングチームのAまで行きました。毎年、チームのトライアウトがあって、そのチームに必要な数の選手が選ばれるのです。前年そこの選手だったから次の年もそこでプレイできる保証はないのです。

息子もBチームに落とされたことがありましたが、その後またAに戻していただけました。Bチームで最優秀選手になるよりもAチームでプレイしたいのです。

高校2年の時、大学のこともあるし、音楽CDの製作やビデオなどで忙しくなったので、アイスホッケーをやめると言った時、少し寂しい思いもしましたが、それまでよくがんばったな~とほめてあげたいと思いました。

コーチやチームメートから何度も帰って来いと連絡がありましたが、彼の気持ちは変わりませんでした。

アイスホッケーは、彼の青春でしたし、真夜中の練習につきあうことができた私も幸せでした。とにかくあの練習はすごいです。試合は試合で大変ですが、あの練習に耐えられたら何でもできそうに思えます。

「・・・・私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」(ヘブル人への手紙12章1,2節)

ロバート・イー


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Posted by NCM2 CHOIR