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もろもろの天は、神の栄光をあらわし、おおぞらはみ手の業を示す

2週間の旅行から帰ってきましたら、我が街はどこにいっても、うす紫のジャカランダの木の花が青空に向かって生を謳歌していました。

詩篇19篇の「もろもろの天は、神の栄光をあらわし、おおぞらはみ手の業を示す」そのものです。

ちょうど日本の桜と同じように並木になっていて桜が散るように散ります。その下は紫の絨毯です。

ジャカランダの木3

「かすかな記憶を頼りに近道らしきと思われる所を左折すると、道子の目の前にいきなり薄紫の世界が現れた。ジャカランダの並木、薄紫のトンネルだ。 『あ、ここは、』忘れもしない。ここだった。ここは三十年も前、十一歳だった道子が涙を流しながら家路についた道だった。

 『あのとき、こんな木に咲く薄紫の花は日本にはなかったと余計悲しくなったんだったわ』」
 これは昔私が南カリフォルニアを舞台に書いた小説の冒頭です。

ここに書きましたように日本でも見たことがないし、昨年まで私たちが住んでいた北カリフォルニアでは見られない花です。特に私達の住んでいるロスダウンタウンの北に位置するサウスパサディナ、パザディナ付近に多いようです。

そのためか、わが街の歩道にあるユーティリティの器具のカバーにもこのような画が描かれているのをみつけました。

ジャカランダの木4

ウェブで調べてみました。中南米原産で熱帯から亜熱帯に生育する花で、息を飲むほどの絶景とあります。桜とまったく同じですね。そのために南アフリカへのツワーまであるくらいですから。その上ギターの素材としてかけがえのない木だということです。

ジャカランダの木5

また桜とちがって命が長く、夏中楽しめるので,これからしばらく外に出かけるのが、楽しみです。その度に神様の臨在に感謝できますから。。

ジャカランダの木6

そしてジャカランダの紫はイエス様が十字架にかけられた時の衣の色。

P.S.1 Jacaranda は英語読みではジャカランダですが、現地読みですとスパニッシュでハカランダです。でも日本語の音でハカランダでは、はかない気がするので、ハカランダとよんでくれるなという大切な先輩友人の言葉にしたがって、ここではジャカランダにしました。

ジャカランダの木7

P.S.2 道子が主人公の私の小説、「昨日、今日、明日」は何年も前の婦人公論女流新人賞で最後の選考17編に入りましたが、残念なことに書店に並ぶことはありませんでした。         

竹下弘美

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