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テモテからおばあちゃんへの手紙

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7月1日に母が召天しました。日本ではオフシャルな葬儀はせず、小松栄治郎牧師の司式により7月3日に荼毘に付しました。(詳細は隊長のブログをご覧下さい)

お棺の中にはたくさんの花束とともに、聖書とNCM2隊長の息子(孫)のテモテ(Timothy)が、おばあちゃんに書いた手紙を入れました。

テモテからおばあちゃんへの手紙

おばあちゃん、テモテだよ。

今はアメリカで離れてるけど、おばあちゃんはいつも僕の心の中近くにいます。この手紙を読んでる時に意識がはっきりしていないかも知れないけど、おばあちゃんの魂 に届くと信じています。

入院した事を聞いた水曜日の朝は、おばあちゃんはきっと大丈夫だと自分で決めていました。 僕もそうだけど、おばあちゃんは心配性で病気を気にして、学校に行く前に味噌汁を飲みなさ い、ワカメやブロッコリーは病気予防だって、(理由を説明できないのに)いつも言ってたよ ね。

医者にも自分から行ってたし、おばあちゃんの身体は、毎週整備に行ってよく油をさしてあ るクラッシックカーのようなのだろうと、僕は思っていました。

おばあちゃんは健康に恵まれているとお母さんも言ってた、僕のお父さんもお母さんもそうじゃないのに、おばあちゃんは長いこと自分の歯があったよね。メタボリズムも良くて太ったりもせず、タバコを吸っても肺 を悪くしなかった。

僕が何を言いたいかというと、僕はおばあちゃんはいつまでも長生きすると思ってたというこ とです。おばあちゃんは不滅、他の人と違う、あの小さいアパートの部屋で健康を気にしながら、近所の人を噂話をして、僕がお正月とに送ったカニ缶を喜んで食べて、電話で僕に「おっかない世の中になった」と言いながら後百年でも生きると、確信があったのです。でももちろん人はいつまでも生きられる訳ではないし、それは誰でも同じです。

それでも、僕は生きているし、まだ何年もこれから生きられると望んでいます。そして、おばあちゃんの思い出はいつも僕の中にあります。

僕が小さい頃に注いでくれた愛情や教えてくれた事がらは、どこか複雑で不完全なように見えても、それはおばあちゃんのできる最善をしてくれたのであって、おばあちゃんの孫として生まれたという「ギフト」が、今の僕の性格や人 間性を形取っているのだと、だんだんと理解し始めています。

おばあちゃんの過去の人生、乗 り越えてきた苦労など、僕の生まれる前の話をもっと聞けなかったのは残念だけど、それをお 父さんから教えてもらうのを楽しみします。おばあちゃんの経験が僕の将来書く物をインスパ イアしてくれるでしょう。

人生を僕に分かち合ってくれた事、僕がおばあちゃんの人生の一部になれた事、心のそこからありがとう。スクールバスの停留所でいつも待っていてくれて家までの短い道を一緒に歩いて くれてありがとう。どの子供も誰かが家で待っていてくれたり、安全なように見ていてくれる人がいるわけではありません。

僕が怖がっている時、ハジ(黒ラブ)を最期の眠りにつかせなければならなかったあの時のように、おばあちゃんの部屋で寝かせてくれてありがとう。

どの子供も必要な時に隠れられる場所があるわけではありません。おばあちゃんが、あの末期だった女性の苦 しみの時に介護をしていた時、与える精神を教えてくれてありがとう。

オーマとひさ子さんの 有名な「ゴールデンガールス」のラスベガス旅行を通して、年を取っても友情を築き、育める ことを教えてくれてありがとう。

おばあちゃんは忘れているかも知れないけれど、僕がはっきりと覚えている思い出があります。 僕は14か15歳で、レストランからの帰り僕と二人で車の後ろの席に座っていて、おばあちゃんは多分自分が思っている以上に酔っ払っていて、夜空を見てバックシートで笑ってた。

後ろの席の窓ガラスの中に月が見えて、おばあちゃんはそれを見て、「見てごらん!月が後をついてくるよ!ほら!まだついてくるよ!」と言ってクスクス笑っていました。

そんなに子供みたいにふざけて、喜んで、解放されたおばあちゃんを見るのは初めてでした。これが僕のおばあ ちゃんの思い出です。これが僕の描く、おばあちゃんが自由になって天国に昇って行く時のイメージです。

その時はバスの停留所に、おばあちゃんを迎えに来た天使が待っていてくれることを僕は願っています。

変わらない永遠の愛を込めて、

テモテ(Timothy)

平安

NCM2隊長
故郷、葛飾カメアリにて・・



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